甲子園球場のウグイス嬢。高校野球でも選手交代やバッターの紹介でおなじみですが
あのウグイス嬢って、高校野球ではどこかの高校のマネージャーがおこなっていると思われていますが
実は阪神タイガース戦と同じウグイス嬢さんなんですって!どうりで聞いたことのあるなまりが独特な萌え声だと思った。
甲子園名物、高校野球でも耳にするウグイス嬢さんの素顔と萌え声に迫ってみましょう!
高校野球のウグイス嬢は複数存在。甲子園球場の職員さん
地方大会では、高校野球部のマネージャーがウグイス嬢をつとめたりしますが
高校野球の全国大会では、甲子園球場の職員さんがウグイス嬢をされています。
それも1人ではなく複数いらっしゃるそうですが、今回はそのうちのお一人をまずご紹介!
探検バクモンにも出演されていた、窪田真子さん。かわええー!
こちらの放送席で試合の様子を見つつ、スコアブックをつけながら
選手の名前を間違えないようにするのはもちろん、チャンスの時やサヨナラの時なども
声がうわずったりしないように平常心を保つことを心掛けているそうです。
そりゃ、お仕事お仕事。ファンとは違いますものね。
しかし、このウグイス嬢のイントネーションって独特のなまりがありますよね。
次にこのなまりの理由について調べてみましたよ。
ウグイス嬢のなまりは聞き取りやすいため!わざと抑揚をつけている
さて、甲子園のウグイス嬢さんのアナウンスって独特のなまりがありますが
あれはわざとそのように抑揚をつけているらしいですね。
甲子園球場は非常に広くまた野外でもあるため声が分散しやすく
スタンドの観客席の隅々まで、何をしゃべっているのか聞き取れるように
あのような発音をしているのでしょう。
どんな声なのか、ここでちょっと聴いてみましょうかね
結構周りがざわざわしていても、ハッキリと聴くことができますね。
普通の発音で話してしまったら、隣の人の声やヤジにかき消されてしまいますから。
さらに球場にはビールいかがっすか~っていう売り子さんもいますし
この人たちも声を張るお仕事。お疲れさまです。
そんなわけで、独特のなまりを持って「ウグイス嬢がアナウンスしています」というのを
耳で認識できるようになっているんですね。
ウグイス嬢さん、姿を現すことがありませんから声だけで球場の隅々までアピールするのは
独特のイントネーションしか表現方法がないのかもしれません。
しかも、高校野球の場合名前を君づけで呼ぶため、苗字と君を切り離して聞き取れるように
君の前が妙に上げ発音で気持ち悪いというご意見もありますが。
これ、電車の車掌さんも同じですよね。「普通にしゃべれよ!」と思いつつ
(現在では標準語に近い言葉で話す車掌さんもいらっしゃったり、変な抑揚をつけるなという教育をしている鉄道会社もあります)
やっぱりイントネーションで誰が話しているのかを認識させるには
特徴を持った話し方って場によっては必要なのかもしれません。
高校野球地方大会では野球部マネージャーや放送部員がウグイス嬢
甲子園での高校野球ウグイス嬢はプロの職員さんが努めておられますが、
高校野球の地方大会では、それぞれに基準が異なるようで
野球部のマネージャーだったり、放送部員がウグイス嬢を努めていることが多いです。
野球のアナウンスもルールがある程度わからないと難しい部分もあるので
放送部員よりはマネージャーのほうが選手に近い立場なのでやりやすいのでしょうか。
全国大会のアナウンスにより近づくべく、甲子園のウグイス嬢さんが地方に出向いて
野球部マネージャーさん達に講習を開くこともあるようです。
※毎日新聞石川版より
このアナウンス講習会、抑揚のつけ方だけではなくスコアの記入方法なども勉強するそうで
ウグイス嬢ってどうしても、打席に立つ選手の紹介だけが耳に残っていますが
ただいまの得点は〇〇君のホームランにより、何点入りましたとか
ファウルボールにお気を付けください、とか(これも打球を見ていないと言えません)
そういった場内を気遣い、試合を盛り上げる重要な役目を果たしているのですね。
2018年の夏も甲子園を高校球児と共に盛り上げてくださるウグイス嬢さんたち
こういったお仕事風景を浮かべながら耳にしてみてはいかがでしょうか。
独特のなまりも萌え声に聞こえることまちがいなしです!
時々、球場内の注意事項などもアナウンスされていますので
しっかり守って甲子園での高校野球観戦を楽しみたいですね。
コメントする