
2020年は第102回となる夏の高校野球、全国高等学校野球選手権。
コロナウイルス感染拡大防止のため、5月20日に甲子園での全国大会および各都道府県での選手権大会も
中止となることが決定しました。
そして代替交流試合が甲子園開催決定、各都道府県の高野連も独自の大会開催に向けて動いています。
各都道府県の高野連、今後の大会開催についてはそれぞれで違うようです。
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夏の高校野球2020は各都道府県大会も中止 独自開催の動き
夏の甲子園大会が中止となったことに伴い、各都道府県の高野連が開催する
第102回高校野球選手権大会も中止となっています。
しかし、新型コロナウイルスの緊急事態宣言が解除になったことと、感染者の少ない地域もあり
なんとか三年生の最後の夏を開催してあげたい!という高野連の熱意もあったりするので
独自の大会を開催する動きも今後ありそうです。
都道府県 | 開催予定日 |
北海道 | 7月11日(土)以降 |
青森 | 7月14日(火)~28日(火) |
岩手 | 6月29日(月)~7月25日(土) |
秋田 | 7月9日(木)~22日(水) |
山形 | 7月11日(土)~8月1日(土) |
宮城 | 7月11日(土)~8月1日(土) |
福島 | 7月18日(土)~8月7日(金) |
茨城 | 7月11日(土)~8月4日(火) |
栃木 | 7月18日(土)~8月2日(日) |
群馬 | 7月中旬以降 |
埼玉 | 8月8日(土)~23日(日) |
山梨 | 検討中 |
千葉 | 8月2日(日)~18日(火) |
東京 | 7月18日(土)~8月10日(月) |
神奈川 | 8月1日(土)~23日(日) |
長野 | 7月18日(土)~8月10日(月) |
新潟 | 開催準備中 |
富山 | 7月23日(木)~8月2日(日) |
石川 | 7月11日(土)~8月9日(日) |
福井 | 7月18日(土)~8月3日(月) |
静岡 | 7月11日(土)~8月1日(土) |
愛知 | 7月4日(土)~8月2日(日) |
岐阜 | 7月11日(土)~8月2日(日) |
三重 | 7月11日(土)~8月2日(日) |
滋賀 | 7月18日(土)~8月9日(日) |
京都 | 7月18日(土)~8ブロック制 |
奈良 | 7月11日(土)~ |
和歌山 | 7月18日(土)~8月5日(水) |
大阪 | 7月18日(土)~8月10日(月) |
兵庫 | 7月18日(土)~8月7日(金) |
広島 | 7月11日(土)~8月8日(土) |
岡山 | 7月18日(土)~8月10日(月) |
鳥取 | 7月11日(土)~27日(月) |
島根 | 7月17日(金)~8月4日(火) |
山口 | 7月11日(土)~8月1日(土) |
香川 | 7月23日(木)~8月13日(木) |
愛媛 | 8月1日(土)~ |
徳島 | 7月11日(土)~8月2日(日) |
高知 | 7月18日(土)~29日(水) |
福岡 | 7月18日(土)~8月上旬 |
佐賀 | 7月11日(土)~30日(木) |
長崎 | 7月10日(金)~8月2日(日) |
熊本 | 7月5日(日)~8月2日(日) |
大分 | 7月14日(火)~31日(金) |
宮崎 | 7月11日(土)~30日(木) |
鹿児島 | 7月7日(火)~ |
沖縄 | 7月4日(土)~8月2日(日) |
やはり例年通りの開催状況というわけにはいかず、無観客等の方向になりそうです。
選手たちも3月以降ずっと休校が続いて、満足な練習もできていないかもしれません。
選手の状態や新型コロナの感染状況、3密を避ける会場環境の確保そして暑さ対策と
課題は例年以上に多くなりそうですが
緊急事態宣言も解除になり、新しい様式での生活に慣れてきたところでの開催ということで
今回は「3年生最後の試合」のためだけの大会になりますね。
例年だと「夏はビール片手に芝生に寝転んで高校野球」という我々大人は、ステイホームで結果を見守ることにしましょう。
夏の選手権は中止、センバツ出場校が招待されての試合に
2020年夏の高校野球選手権大会は中止になってしまいましたが、
代替試合として、同じく中止になった選抜高校野球に出場予定だった高校を招待して
無観客で1試合ずつおこなうことが決定しました。
日程は8月10日~12日、15日~17日の6日間
TV放送やオンライン配信などについては、今後検討されるようです。
無観客とはいえ試合が行われるなら、画面越しにでも観戦したい!という気持ちはありますがどうなるやら…
夏の高校野球が中止になって秋以降の大会はどうなる
2020年夏の高校野球が中止になり、各都道府県で独自大会を開催の方向があるなかで
例年では、夏の甲子園が始まる頃秋季大会の地方大会が始まったり
夏の甲子園が終わると、侍ジャパンU-18や秋の国体、秋季大会の優勝者が集まる神宮大会と
これから野球シーズンになるなか、2020年の開催予測は全く目途が立っていません。
3年生にとっては夏が最後になる一方、1・2年生にとってはこれからが野球シーズン
夏の独自大会が行われる地方では、新チーム編成も遅れたりしますし
地方によってばらつきが出てくるのは予測されます。
観戦好きの大人たちは(当サイト含め)外野からワーワーと意見したりしますが
当の高校球児たちは、今日も素振りに励んだり近所にランニングへ出たりして
やっぱり何かしら練習してるんですよね…
その目標を与えてあげたいと誰もが思っていますが、現実的になかなか厳しいところもあり
高野連も決めかねて発表が遅れたりするのでしょうか。
2020年ドラフト会議、9月新学期制も絡んできてますます複雑に
例年ですと夏の甲子園での結果、そして通年の成績をもとに
3年生のプロ志望者から選ばれるプロ野球ドラフト会議。
2020年は2回も甲子園大会が中止となり、選考材料があまりないなかでのドラフト会議となりそうですが
さらに問題を複雑にしているのが9月新学期制。
休校になったぶん、9月からの新学期にしたらいいじゃん!と簡単に考えがちですが
そのぶん卒業も遅れるということは、プロ野球入団も遅れるということ?
このあたりの見解を誰もやってないので何ともいえませんが
9月新学期制になると、大学進学や社会人野球への影響もありそうです。
…また静かに見守っていきたいと思います…
甲子園に行きたくてこの学校を選んで、今まで練習を頑張ってレギュラーを勝ち取って
猛暑でも中止にならなかった甲子園が2回も中止になった2020年…
ひとまず代替試合ではありますが、試合が開催できる方向になってよかったです。
早くコロナが開けて、またいつものように暑い夏を過ごせる日々が訪れますように
今はできることをやるしかないんでしょうね。
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